持ち家（分譲マンション）派、賃貸派の損得勘定の記事を良く見ますが、私は個人の場合は賃貸が有利だと思ってます。
比較記事ではやや持ち家有利が多いですが、計算式を見ると金利（固定金利前提）、管理費や修繕積立金、大規模修繕時の追い銭（修繕積立金では足りない分）が過小評価されているように思います。それに加えて、賃貸不動産が節税目的で大量に新築されており、将来的に家賃は下がる傾向にあると思います。また、賃貸の利点としては、嫌なことが生じた場合簡単に引っ越しできることだと思います。「思ったよりも良い場所じゃなかった」、とか「お隣さんの騒音がたまらない」とかありますからね。
経済的には賃貸が有利だと思いますが、持ち家派的には「自己所有の家を持ってこそ甲斐性がある証拠」と言うのは分からないでもないです。
個人としては賃貸が良いと思うのですが、法人を持っている身としては少々事情が異なります。
法人が購入して役員に社宅として貸すという形を取れば、減価償却費を計上できると言うメリットがあります。表面上は社宅だから賃貸やんけ！とも言えますが、100％株主のオーナー社長ならば、実質的に「法人の所有物=社長の持ち物」ですね。
そんな訳で、今の賃貸マンションで十分満足しつつ、虎視眈々と分譲マンション、一軒家を物色してます。
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