久保隼vsダニエル・ローマン(9.3世界スーパーバンタム級タイトルマッチ)

日本に世界チャンピオンが一人も居ない時代を知るものにとっては、今、日本に世界チャンプが12人も居るのはびっくりです。タイトルが増えたり階級が増えたりで、以前ほどは世界タイトルの価値は無いとの意見もありますが、それを考慮しても日本人ボクサーが強くなったことは間違いないと思います(ディフェンス向上、戦略を練る様になった、パンチ力向上)。久保チャンプは穴王者相手にラッキーな勝利でタイトルをとったと揶揄する向きもありますが、なかなかのポテンシャルを秘めていると思います。

久保選手の印象としてはとにかく体格が大きいこと。スーパーバンタム級(55.34kg)で身長176cmでリーチ181cm。ヒョロヒョロ系では無く肩幅もあり、どの試合も相手よりも2階級はデカイです。減量が上手くいくのなら(ここ重要)大きなアドバンテージでしょう。また、サウスポーなことも利点。ただでさえオーソドックススタイルからするとサウスポーとの対戦は利き腕のパンチが相手の顔面に遠くやりにくいのに、久保チャンプは長身でリーチが長い。ダニエル・ローマン選手はまとまった好選手と聞きますが、やや小柄なので未経験の遠距離で戸惑うと思います。

久保チャンプが右ジャブを主体に微差でポイントを重ねての判定勝利と予想します。

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