ロマゴン、ゴロフキン下降線か

大のボクシングファンで大学生のときアマチュアで一戦だけ経験。生涯の良き思い出です。WOWOWのエキサイトマッチは開局当時から欠かさず見てます。

今日はパウンド・フォー・パウンド最強候補、ロマゴン(Sフライ)、ゴロフキン(ミドル)の防衛戦があることを出先で思い出した。慌ててスマホのWOWOWオンデマンドを起動。4Gのパケットを激しく消費するのは惜しいのでwifiスポットを探す。最近は公営のものが増えてますな。助かります。

ロマゴンの相手は日本人から世界タイトルを獲ったこともある、タフでパワーがあるタイ人。ロマゴンの特徴はバランスが抜群でナチュラルな動きで強いパンチを連続して出せることですが、前戦を見る限りは階級を上げすぎて相対的パワーが落ちてきたと感じた。

今までは相手をパワーで圧倒してまともな体勢で打ち返させなかったのが、打ち返して来るようになったし、そのパンチを食うようになった。今日も相手は打ち返してくるし、打っても下がってくれない。ボクシングの質は圧倒的にロマゴンの方が高いけど、パワー負けしている。で、判定負け。遂に無敗記録が途絶えた。

やはり階級に体格が合ってない感じ。体重苦ではなく相手が居なくて(井岡さん逃亡w)階級を上げたと思うので気の毒ではあります。井上尚弥戦も消滅でしょう。今のロマゴンなら井上楽勝だと思いました。体格も2階級は違うという感じ。美しいボクシングで人柄も良さそうなので、フライで再起してほしいです。

ゴロフキンの相手はダニエルジェイコブス。長身でリーチにも恵まれた、しなやかでスピードパワーを兼ね備えた好選手。でもやや打たれ弱いので、どこかでゴロフキンの豪打炸裂でKOと予想。

いつもどおりジワジワとプレッシャーを掛けながら、硬くて重いジャブを差し込む展開。いつもと違うところはガードをガッチリあげて、相手のパンチを警戒しているところ。ジェイコブスが逃げ腰ながらも時折打ち返してくるパンチが強いのでしょうね。

ジェイコブスはスイッチを繰り返し、懐に入れさせない作戦。時折繰り出す連打は鋭いものの、思いっきりプレッシャーが掛かっているので、どこかでパンチを食いそうな予感。案の定ロープに詰まって、直撃ではないものの右、左と食ってダウン。あーやっぱりKO速そう、と思ったんだけど、ここからゴロフキンが攻めあぐんで手数が出なかった。反撃のパンチが予想以上に鋭かったのだと思いますが、こんなに慎重なゴロフキンは初めて見た。

判定は間違いなくゴロフキンだと思い、実際小差判定勝ちでしたが、豪腕伝説に陰りが見えてきたと思いました。とは言え、ジェイコブスの様な選手もなかなか居ないので、まだまだ防衛はすると思いました。

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