隠居を決意

就職したときから若いうちに隠居したいなあ、と漠然と思ってました。
「富と時間が出来たときは既に体や頭が動かない」じゃつまらんしね。
また、勤労意欲がイマイチ薄く「5日働いて2日休みって誰が決めたん?3日働いて4日休みでもええやんか」とも思っていました。
そうは言っても働かなきゃ暮らせないし、幸か不幸か周りが真面目な人ばかりで「人間働いてナンボ」って雰囲気もあり、自分でも驚きなのですが20年以上働きました。一般世間では当たり前なんですがね。
しんどく辛いこともありましたが総じて上司、部下に恵まれたと言えるし良いサラリーマン生活を送れたと思ってます。それでも隠居への思いは絶ち難く、条件が整うのを待ってました。
その条件とは
1.できるだけ迷惑をかけずに退職できること
2.資力が十分であること
3.したいことが山ほどあることです。
1.は、最後にいた部署は責任者的ポジションで担当実務が少なく、後任への引継ぎが容易でありました。専門的知識が必要な部署にいたときは引継ぎが大変で、引継ぎ後数年間問い合わせがありました。経験者が少ない仕事だと退職すると後の人が困ってしまいますよね。なのでラッキーでした。
2.は身持ちが堅い方ではなかったのですが、年を取るにつれ散財が減り少しずつ貯蓄が増えたことと、若いころからやっていた株式投資が5年ほど前から花開き、かなりまとまった資産ができました。一生遊んで暮らせるというレベルではありませんが、これくらいあれば隠居できるのになあと想定していた資産水準に達しました。
3.は、読書、歴史を学ぶこと、会社ごっこ(株式会社設立)、運動(ラン、テニス)、投資手法の開発、など山ほどあり、寿命が尽きるまでやることが無くなって困ると言うことはないですね。

それで遂に思い切って退職の申し出を上司にしました。

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