東芝株の爆上げについて

経営危機に陥り、次のような悪材料がある東芝ですが、なぜか爆上げ。
【悪材料】
・度重なる決算延期による上場廃止危機(東証判断)
・早急にメモリー事業を売却できないと2期連続債務超過に陥り自動的に上場廃止
・東証2部降格が確定しており、ETFや投信に組み入れの東芝株が大量に売りに出る
・WHの破綻処理が上手くいったとしても、減損案件(ガス液化、カザフプロム保有のWH株買取等)が山ほどある

メモリー事業がスムーズに東芝の目標額である2兆円規模で売れたとしても、収益性がイマイチの事業しか残らず、しかも株主資本が極めて薄くなります。知名度バツグンで国策企業と言えども、せいぜい100円台の株価が妥当と思いますが、ここ2週間グングン上昇し、なんと今日の終値は329.1円です。仰天すると共に、私も大損害を蒙り大変気分が悪うございます。

時価総額が小さい銘柄では業績不振でも思惑買いや空売り殺しの短期資金の流入で思わぬ高値になることは十分承知してますが、東芝の様な超大型株で同様の現象が起こるとは本当に驚きです。

少なくとも数百億円規模の資金がないと、恣意的な買上げは出来ないと思うのですが一体どこの誰がこんな株を大量買いしているか分かりませぬ。

十分な余力を確保して空売りしてますし、今の株価は一時のものであり、空売りしている個人投資家が音を上げる瞬間が天井であり、それは間近であるとは思いますが、一部買い戻しも検討してます。

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